外国語や貿易に興味のある人は挑戦しよう!通訳案内士と通関士

通訳案内士になって海外の人をおもてなし
外国語や海外に興味のある人にオススメの資格に「全国通訳案内士試験」があります。
この資格に合格すると、観光ツアーに同行して日本を案内する仕事や、ホテルの送迎、空港の送迎の仕事の他、海外の企業が日本の企業を視察する際の通訳を頼まれるというような仕事をすることができます。
受験資格は年齢、学歴、国籍関係なく、誰でも受験することができます。
対象言語は英語のみならず、10言語あります。試験内容は、語学の知識のみならず、ガイドとして必要な知識も問われます。
試験科目は、外国語についての筆記試験、日本地理、日本歴史、産業と経済と政治及び文化に関する一般常識と通訳案内の実務があります。また、口述試験もあり、コミュニケーション能力などを面接で判定されます。
教本などで独学をする方法もありますが、試験対策講座を受ける際は、1年間で50万円程の講座や12回の通信講座で8万円ほどのコースもあります。
貿易業界で働きたいなら通関士
日本では品物を輸出入する際に、税関の許可を取らなければなりません。
通関士はこの税関に申告する輸出入貨物の書類の作成や審査や申告を行います。
通関業者には資格を取得している通関士を設置義務がある為、常に一定のニーズがある業種です。
その為、就職先は貨物の輸出入を行う商社、貿易会社やメーカーになります。
通関士の試験内容は、通関業務法、関税法等、通関実務の3部構成になっている。
日常生活にはあまりなじみのない専門的な内容の為、法律の条文と自分の知識を結びつけるのが難しく、難易度が高い試験と言われています。
勉強方法としては、独学はあまり勧められません。効率的な方法としては、専門学校へ通学する場合と通信教育があります。
通信教育は15回で約4000円という手ごろなコースもあります。